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ワインエキスパート試験の詳細

ワインエキスパート試験は、社団法人日本ソムリエ協会が主催する試験です。
受験資格は20歳以上であることで、ソムリエ試験やワインアドバイザー試験のように、受験資格に職業要件や経験は関係しません。
試験は一次試験と二次試験に分かれており、一次試験はソムリエ試験・ワインアドバイザー試験と共通問題で、公衆衛生の知識や、ワインを含む飲み物の問題が出ます。
二次試験はティスティングです。

一次試験はマークシート方式で、およそ70%が合格のボーダーラインであるといわれています。
出題される範囲は多岐にわたっていますので、問題集を購入して学習するのが必須です。

「ワイン概論」として、ワインに対する一般教養や醸造方法に関する問題、原料となるぶどうについての知識が問われます。
フランスについてはボルドーやブルゴーニュ、シャンパーニュ、ロワール、アルザスなどといった各地区の格付けや特徴について様々な問題が出されます。
ヨーロッパはドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、その他のヨーロッパという枠で知識を仕入れていくといいでしょう。
地域としては他にアメリカとその他アジアというような枠組みで出題されます。
ワインの管理の仕方や合わせる料理についても知識が必須となります。