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ワインの資格と仕事

ワインアドバイザー資格であれば、酒類にかかわる業種に3年以上、ソムリエ資格であれば5年以上勤めていることで受験資格を得ることができます。
しかし、どれだけ勉強をして資格を得たからといって、それだけで仕事がうまくいくものではありません。
これは、会計士や税理士など資格がいる他の職業を見てもわかるでしょう。

知識の習得やティステイング能力の向上を図ることはワインにかかわる仕事をする人にとっては当たり前のことといえます。
たとえば、ソムリエであれば消費者に最も近い位置に立っているわけです。
ですので、お客様の気持ちを汲み取り、楽しんでもらえるような接客をしなければプロとは言えません。
お客様のニーズを満たそうとする気概が問われます。

そして現代は健康に対する意識が高くなっています。
そのため、お客様はどの飲料が最も身体にいいのか、ということに対して深い関心を持つことが多くなっています。
ゆえにワインだけの知識が深くても役立たないことがあります。
全ての酒類に対して多くの知識を持ち、ワインと比較できることが求められます。
また、試験で見られたサービスやティステイング能力は頭で理解できても実践できるかわかりませんので、常に研鑽を積むことが大切です。